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概要

shiniya-yamanasi-2024_07

(11) 夏号 富 士 の 国 シ ニ ア 山 梨 だ より 令和6年7月1日発行わたしたちは、山梨県老人クラブ連合会を応援しています。男性向けに初めて企画 甲州市なごみクラブ(澤田正志会長)は令和6年1月26日(金)、勝沼市民会館調理室で「男の料理教室」を開きました。「一人暮らしで、買った総菜や外食ばかりで栄養が心配」「介護している妻に料理を作ってあげたいが、料理をしたことがなくどうしていいか分からない」といった声があったことから、料理経験がほとんどない男性でも手軽にできる料理教室を開くことになったもので初の試みです。 料理教室には、会員12人が参加。講師は、甲州市社会福祉協会職員の手塚剛史さん。手塚さんは、子どものころから料理が好きで、大人になっても様々な料理を作っているという。「実際、男性である自分が簡単に作れておいしいと思う料理なら、会員の皆さんにとってもいいのでは」と講師を務めることになりました。「簡単」「面白い」と笑顔 参加者は、手塚さんが考えた①サバ缶ぶっこみ炊き込みご飯 ②漬けて焼くだけ!!簡単甘酢チキン③冷凍エビでちゃちゃっと!!本格中華スープ ④ひと手間で激うま!!やみつき枝豆―の4つの料理に挑戦しました。 ほとんどの参加者が料理経験はゼロに近い状態。包丁の使い方はもちろん、エプロンの着け方が分からない人もいました。「米2合ってお茶碗何杯分ですか」「米は何回とげばいいですか」といった質問も次々出ていました。 実際に調理に入ると、「いい匂いがしてきた」「隣の料理より俺たちのほうがうまそうだ」など、笑い声をあげながら熱心に取り組んでいました。なんとか4つの料理が出来上がると、「意外と簡単だった」「面白かった」「家に帰っても作ってみよう」などの感想が出ていました。妻へのサービスも 竹内茂雄さん(75歳)は「たまには妻へのサービスで料理を振る舞いたいと思って参加しました。やってみると楽しいし、新たな趣味になりそうですね。酒のつまみにもいい」と、笑顔で話していました。 澤田会長も参加していて「みんな楽しそうに取り組んでいました。生活に役立つ実用的な教室になりました」と話していました。料理経験なくても手軽においしく栄養も甲州市なごみクラブ「男の料理教室」