ブックタイトルshiniya-yamanasi-201908
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わたしたちは、山梨県老人クラブ連合会を応援しています。(9)夏号 富 士 の 国 シ ニ ア 山 梨 だ より 令和元年7月1日発行百歳時代を 生き生きと 南アルプス市老連の「桃園生き生きクラブ」( 安井日出夫会長)は、助け合い活動に参加したりクラブの集会に出席したりするとポイントがたまる会員向けカードを作った。支え合いの気持ちを忘れず、健康づくりにもつなげるのが目的。安井会長は「百歳時代と言われる中、ポイントをためるのを励みに、互いに元気に暮らせるようにしたい」と話している。 安井会長が1月に埼玉県桶川市を研修で訪れた際、ポイント制度を採用している団体のことを知り、桃園生き生きクラブでの導入を会員に提案。会員の賛同を得て、「お楽しみポイントカード」を作った。ポイントが高い 会員紹介 活動の内容に応じて1~10ポイントもらえる仕組み。ポイントの対象となるのは、月3回程度開いているクラブの集会への参加(1ポイント)、草刈りや部屋の片付けなどボランティア活動(1ポイント)、寝たきり状態の高齢者の話し相手をしたり読み聞かせをしたりする(2ポイント)、会員の送り迎え(2ポイント)など。助け合いや支え合いにつながるかどうかを意識している。 会員増強運動にも役立てようと「最も高い10ポイントはクラブへの新入会員の紹介」とした。20ポイントためた会員には記念品を贈る。 社会参加の 一助になれば 安井会長は「地域の絆や支える力が希薄化している。地域の支え合いのシステムづくりが大きな課題。令和元年のスタートに当たり、老人クラブ活動として、元気な高齢者は、ゴミ出し、買い物、家事援助、外出支援、安否確認、話し相手等、日常生活に関わる困りごとの支援を行う、支える側に立って社会参加する時代になるのではと思う。ポイントカードが、こうした動きの一助になればうれしい」と話している。南アルプス市老連 桃園生き生きクラブ会員向けカードを作成ポイントを励みに活動奉仕活動をする会員たち安井日出夫会長ポイントカード