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概要

shiniya-yamanasi-2023_07

令和5年7月1日発行 富 士 の 国 シニア 山 梨 だより 夏号( 8)わたしたちは、山梨県老人クラブ連合会を応援しています。空き畑を活用花いっぱいにしよう 南アルプス市の桃園生き生きクラブ(安井日出夫会長)は、地域の団体と協力し合い、住みやすいまちづくりに取り組んでいます。耕作がされていない畑を活用し、地域の団体と一緒に「花植えボランティア」を始めました。協働作業を通じて、住民同士の結びつきを深めて住み良い環境・地域づくりを進めています。南アルプス市・桃園生き生きクラブ地域の団体とともに「花植えボランティア」交流を深め、住み良いまちづくりめざす 桃園生き生きクラブでは「毎日を明るく楽しく元気に」をテーマに、軽スポーツや学習会などにも取り組んでいます。安井会長は「地域や友達とつながりを持つことが健康寿命につながると言われています。クラブでは大勢の仲間がつながり、助け合い、支え合い、励まし合いながら楽しく過ごしています」と話しています。 クラブでは、地域にある下小路公民館などを会場に毎月3回のサロン(10日、20 日、30日)や趣味の会(俳句、絵手紙、朗読、にしごうりの文化を学ぶ会)などを開催している。どの集まりも盛況で元気な笑い声が絶えません。 2月20日(月)に開かれたサロンには、食生活改善推進員の皆さんも参加。一緒に歌や百歳体操、カーリンコンのゲームを楽しみました。またクラブの会員に低体温症を予防する食生活について分かりやすく説明。蒸しパンのお土産もいただきました。市役所が花の苗や肥料などを提供 「花植えボランティア」には、桃園生き生きクラブと桃園民生・児童委員、食生活改善推進員会、桃園協議体が参加しました。6月6日(火)には、約20人が南アルプス市桃園の畑に集まり、花植えの作業に取り組みました。花はマリーゴールド800本(オレンジ400本、黄色400本)で、趣旨に賛同した南アルプス市都市計画課から、肥料・腐葉土・培養土とともに提供していただきました。 参加者らは一列に並んで丁寧に、マリーゴールドの苗を植えていき、約一時間半をかけてすべてを植え終えました。参加者らは「土いじりは楽しいね」「きれいに咲いてみんなが喜んでくれると嬉しいね」と話したりしながら、和気あいあいと作業をしていました。 桃園生き生きクラブ副会長の中込玲子さん(91歳)は「大変な作業かな、と思っていましたが、みんなで協力して植えると早くすむし、楽しかったです。いろんな方と話もできてよかったです」と笑顔で話していました。「花をながめて心を和ませてほしい」 安井会長は「生き生きクラブだけでなく、地域の他の団体と協働作業をすることで繋がりが生まれます。互いに助け合い、交流することで住みよい地域にしていきたい。また近所から花を見に来ていただき、心を和ませていただければ嬉しいですね」と話しています。11月には、やはり市から提供を受けてビオラを植える予定にしているということです。軽スポーツや学習会で仲間のつながり深める百歳体操で健康づくり花植え作業花植えボランティアに参加した皆さんマリーゴールドの苗