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概要

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令和5年10月1日発行 富 士 の 国 シ ニ ア 山 梨 だ より 秋号 (8)わたしたちは、山梨県老人クラブ連合会を応援しています。親しみやすい名称で会員増加につなげたい 都留市老人クラブ連合会(三枝秀雄会長)は、クラブの愛称を「つる笑輪会(しょうわかい)」に決定し、令和5年4月から使用を始めました。 愛称について「親しみやすい名称にして、会員増加につなげたい」との思いから役員の間で数年前から検討をしていました。愛称は、広く市民に呼び掛けて公募で決めることとし、都留市社協の広報誌やホームページなどを通じて昨年11月から今年1月まで募集しました。小学生から高齢者まで幅広い応募者 その結果、11歳の小学生から86歳まで幅広い年齢の方々からの応募がありました。26の候補の中から、単位老人クラブの会長や女性委員による投票で13候補に絞り、さらに市老連幹部による会議で厳正に選考しました。都留市老人クラブ連合会愛称は「つる笑輪会(しょうわかい)」に決まりました!その結果、15歳(当時)の阿南悠希さんの「笑輪会(しょうわかい)」が選ばれ、「つる」を加えた「つる笑輪会」を愛称とすることに決定しました。 「明るく、楽しく、健やかで、はつらつとした高齢者」を連想でき、また、老人クラブを構成しているのが昭和世代の方たちのため、「笑輪」は「昭和」にもつながることが選考の理由となりました。愛称の決定を契機により魅力あるクラブづくり 愛称の決定については、都留市社協の広報誌「つるの福祉5月号」で紹介しました。都留市老連では、この愛称を広めて、仲間づくり、健康づくり、生きがいづくりの各種活動に取り組み、一層魅力あるクラブづくりを進めることにしています。名称変更や愛称をつけるクラブ相次ぐ 高齢者を取り巻く社会経済情勢は大きく変わり、平均寿命も大きく延伸しています。65歳以上の高齢者人口は年々増加しているにもかかわらず、老人クラブの会員数は減少の一途をたどっており、会員増強運動を展開するもののなかなか成果が表れてこない厳しい現実もあります。 未加入者を勧誘するものの、「老人」という言葉に抵抗がある、私は老人ではない、まだ若い、という答えが返ってくる場合が多いと聞きます。すでに名称を変える動きを進められているクラブや課題、懸案になっているクラブも多いのではないでしょうか。 県老連では「富士の国シニア山梨」の名称を積極的に使用するとともに、各市町村老連も名称変更や愛称をつけるところが増えています。 「シニアクラブ」などに名称を変更するクラブが増えていますが、クラブ会員や一般に呼びかけて名称を募集するケースも多くなっています。また、「ひまわりクラブ」「なごみクラブ」など、名称に工夫を凝らしているとろもあります。今回の都留市老連のように愛称をつける動きも広がっています。いずれも、親しみやすい名称にして会員増加、クラブの活性化に役立てようとの考えからです。今後も、名称変更や愛称をつける動きは続きそうです。●甲府市シニアクラブ連合会●富士吉田市シニアクラブ連合会●韮崎市シニアクラブ連合会●笛吹市シニアクラブ連合会●上野原ひまわりクラブ●甲州市なごみクラブ●中央市ことぶきクラブ連合会●市川三郷町シニアクラブ●身延町すこやかクラブ●富士川町シニアクラブ連合会●昭和町いきがいクラブ連合会●西桂町寿クラブ連合会●山中湖村長寿会●鳴沢村お達者クラブ「老人クラブ」の名称を使用しない県内市町村クラブの例(令和5年4月現在)「つる笑輪会」の額を持つ三枝秀雄会長