ブックタイトルshiniya-yamanasi-202108
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(7) 夏号 富 士 の 国 シニア 山 梨 だより 令和3年8月1日発行わたしたちは、山梨県老人クラブ連合会を応援しています。育てた菊の苗を地域の家庭に 甲州市勝沼町の祝寿クラブ(通称・祝2区寿会)は、毎年、初夏に菊の苗づくりをして、祝地区の約75軒にプレゼントする活動をしています。配布された苗は秋には、各家の軒先などで直径30センチ近い大輪となり、「小さな苗が、こんな見事な花になるなんて」「大きいので驚いた」などと喜ばれています。 苗の配布の活動を始めたのは約10年前。「花は人の心を和ませる。各家に花があったら温かい地域になるのでは」と続けてきました。今ではすっかり定着して「今年はいつごろ配るのか」といった問い合わせがくるほどで、地域の人も心待ちにしています。今年も約300個の苗をつくる 今年も4月20日に役員のうち8人が集まって、苗づくりの作業を行い、約300個のポットを作りました。5月10日には、そのポットを2個ずつ各戸に配りました。祝小学校や下岩崎郵便局にも届けました。祝小については役員が交代で水やりや雑草を抜くなどの管理をしています。コロナ吹き飛ばす大輪の菊を 秋には、大輪の菊が地域のあちこちで見られるようになります。今年は、真紅、黄色、白の菊で、どの色がどこに咲くのか、は咲いてのお楽しみです。育てる際の注意点を書いたメモも付けています。秋山紀勝会長は「新型コロナで苦しい毎日ですが、秋には新型コロナを吹き飛ばすような大輪の菊を咲かせましょう」と呼び掛けています。甲州市勝沼町 祝寿クラブ(通称・祝2区寿会)秋の大輪が楽しみ! 菊の苗を配布菊の苗を持つ(左から)宮崎充彦、天野一光、秋山紀勝の各氏苗づくりの作業車に苗を積み込み配布に向かう