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概要

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ニュースポーツを取り入れた健康づくり会員になると ができる♪住み慣れた地域に新しい仲間がたくさんできる♪様々な世代の仲間と楽しく語り合い、趣味や教養文化学習を共有できる♪皆さんも老人クラブ会員になりませんか?お気軽に地域の老人クラブの会長さんにお話しください!入会のご案内令和3年10月1日発行 富 士 の 国 シニア 山 梨 だより 秋号( 6)笛吹市シニアクラブ連合会「往復はがきで交流活動」を展開仲間を気遣い、安否を確認コロナ禍でクラブ活動も制限 笛吹市シニアクラブ連合会(田中勇会長)では、「はがきで交流活動」を実施しました。感染症拡大防止のため新しい生活様式が求められ、クラブ活動も制約を受けている中、往復はがきを活用して、仲間である会員の安否確認と生活の様子(要介護・虚弱状態)を把握するとともに、心の距離を離さず、互いに気に掛け合うことの大切さを再認識しよういうものです。 同連合会では、コロナ禍の中でイベントや会合などができずに会員同士のつながりが希薄になっていくことや、外に出かけたりしなくなったり、会話がなくなったりすることでフレイル(虚弱)になることに強い危機感を感じていました。田中会長ら役員の間からは「クラブとして何か対応策がとれないか」と検討を始めました。健康状態の確認や意見などをアンケート そこで考案したのが「はがきで交流活動」です。「電話やメールでも良いが、やはり私たちの世代は、郵便で各家のポストに届く便りがうれしい」といった会員の声を反映しました。 往復はがきの往信の欄には田中会長の「達者が一番」と題したあいさつ文が書かれています。また返信はがきの通信欄はアンケート調査になっています。①お元気ですか? ②最近転んだことはありますか? ③食欲がない日はありますか? ④運動はしていますか? ⑤老人クラブの仲間とは会っていますか? ⑥いきがいになる趣味活動はしていますか?⑦あなたがしたいこと、できることに〇をつけてください(お茶のみ・運動・ウォーキング・井戸端会議・マスクづくり・絵手紙・手紙・塗り絵・囲碁・野菜づくり・助け合い活動・ボランティア活動・インターネット・特技を生かす・地域への恩返し・その他)―の簡単なアンケートを書いてもらうようにしました。会員があて名書きのボランティア 同連合会の会員約3300人のうち、はがきを出す対象者は76歳以上の約2400人にしました。また、あて名書きは「パソコンの文字ではなく、心のこもった手書きで」と、役員や会員たちがボランティアセンターなどに集まって、筆ペンなどで丁寧に書く作業を行いました。あて名書きに参加した中山静子さん(73歳)と平松富江さん(77歳)は「こうして少しでもお役に立てることがあってうれしい。仲間にあてて心をこめてあて名を書かせてもらいました」と笑顔で話していました。 田中会長は「はがきが来ることで、だれかに気に掛けてもらっていると感じていただけたらと思います」と話しています。同連合会では、返信されたアンケートを集計して、今後のクラブ活動などに役立てていく方針です。ボランティアであて名書きをする中山静子さん(73歳)=左=と平松富江さん(77歳)会員に出した往復はがき 田中勇・笛吹市シニアクラブ連合会長