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概要

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(7)秋号 富 士 の 国 シ ニ ア 山 梨 だ より 令和元年10月1日発行わたしたちは、山梨県老人クラブ連合会を応援しています。「少しでも恩返ししたい」と活動 中央市ことぶきクラブ連合会の樋口昌子さんが令和元年度全国老人クラブ連合会会長表彰(育成功労)を受賞する。11月に埼玉県で開かれる全老連大会で表彰される。 樋口さんが、ことぶきクラブの活動に参加したのは、約20年前に金沢市から中央市に引っ越してきた時、グラウンド・ゴルフに誘われたのがきっかけだったという。樋口さんは「それまでは地域での活動とは無縁でしたが、皆さんが、いろんなことを教えてくれて本当に良くしてくれました」と振り返る。自分にできることで少しでも恩返しをしたい、という気持ちからクラブに活動に熱心に取り組んだ。文芸誌の発行に力を入れる 中央市ことぶきクラブ連合会の女性部長、文芸部長として活躍した。文芸部員として四期八年務め、65歳以上の市民が執筆したエッセーや短歌、俳句などを収録していて親しまれている文芸誌「しわふみ」の発行に尽力した。また、女性部としては、女性会員を対象にした「おとめグラウンド・ゴルフ大会」や健康講座の実施に携わった。 地元の玉穂支会の女性部長としても、さまざまな事業を立ち上げた。歌声教室や絵手紙教室、輪投げ大会、落語会、県内研修など毎月のようにイベントがあり、参加するのを楽しみにしている会員も多く、喜ばれている。 中央市ことぶきクラブ連合会の石渡京一会長は「クラブの中心となって活動していただき、クラブの活性化に尽力していただいている」と感謝している。後継のリーダーに期待 樋口さんは「良くしていただいた皆さんに少しでもお役に立てればとの思いでした。これからも、そうした気持ちで皆さんと一緒に楽しんでやっていきたい。そして、良いものは引き継いでさらに発展させていただけるようなリーダーが育ってほしい」と話している。 中央市ことぶきクラブ連合会は文芸誌「しわふみ」は、次号に向けて作品を募集している。 文芸誌「しわふみ」は、平成7年に旧田富町老人クラブ連合会が「たとみしわふみ」として創刊。平成21年からは、中央市ことぶきクラブ連合会が主体となって発行している。作品は、65歳以上の市民から募集。連合会の文芸部の部員らでつくる編集委員が編集作業をして掲載している。 文芸部長の中沢勝子さんは「後世への記録として価値ある作品が多く掲載してあって貴重な資料にもなります。文章の得手不得手に関わらず、日常の出来事や思い出を表現してほしい」と呼び掛けている。書くのが難しいという人には話をしてもらい、それを書き起こして収録することも検討しているという。 10月くらいをめどに作品を募集して来年春ころには発行する計画。問い合わせは事務局の市社会福祉協議会、電話055(274)0294。中央市ことぶきクラブ 樋口昌子さん文芸誌の発行や「おとめG・G」…クラブの活性化に長年にわたり尽力「しわふみ」次号発行へ広く作品を募集樋口 昌子さん文芸誌「しわふみ」グラウンド・ゴルフをする樋口昌子さん作品の投稿を呼び掛ける中沢勝子さん