ブックタイトルshiniya-yamanasi-201807
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(11)夏号 富 士 の 国 シ ニ ア 山 梨 だ より 平成30年7月1日発行わたしたちは、山梨県老人クラブ連合会を応援しています。防ごう!交通事故!死亡交通事故が急増 65歳以上が11人 今年に入って5月末までに山梨県内で発生した交通事故で死亡した人は19人で、過去7年間で最も多くなり、死亡事故が急増しています。また死亡した人のうち11人が65歳以上で、警察では注意を呼び掛けています。 山梨県内で、平成30年1月から5月31日までに県内で起きた交通事故は1,484件で、このうち死亡事故は18件で19人が死亡しました。死者数は前の年の同じ時期(14人)を上回り、過去7年間で最も多くなっています。 死亡した人の内訳は、車に乗っていた人が11人と最も多く、次いで歩行者が6人、二輪車に乗っていた人が2人となっていて、全体の約6割にあたる11人が65歳以上の高齢者でした。また、死亡事故の発生場所は笛吹市が7人と最も多く、次いで富士河口湖町が3人となっています。 警察では、運転する場合はスピードの出し過ぎに注意するとともに、夕方や夜間に歩くときは反射材を着用するなど交通事故に一層の注意を呼び掛けています。 子や孫になりすます「おれおれ詐欺」などの電話詐欺などの特殊詐欺が後を絶ちません。昨年1年間の警察の認知件数は山梨では前年に比べ減ったものの、全国では年間1万8千件を超え、被害者の大半は高齢者だ。「『自分は大丈夫』と思っている人ほど危ない」と専門家は指摘しています。 昨年1年間に全国で警察が把握した特殊詐欺は1万8,201件で、7年連続の増加となりました。山梨県内では、昨年1年間の電話詐欺の被害総額は約1億148万円、認知件数は60件。被害総額は前年と比べ約1億165万円減少、認知件数は19件減りました。 県内の内訳はおれおれ詐欺が30件で最多。前年より7件増加し、被害総額は約2,072万円増加しました。キャッシュカードをだまし取るタイプのおれおれ詐欺や、有料サイトの登録料名目などとしてコンビニでギフトカードを購入させる架空請求詐欺が前年と比べ増えています。 警察では「電話詐欺全体の件数は減少しているが、だまし取る手口は巧妙化している。十分に注意してほしい」と呼び掛けています。山梨県内の交通事故死者(平成30年1月~5月)(平成30年1月~5月末累計)累計 ・・・・・・・・・・・・・・・ 19人内65歳以上 ・・・・・・ 11人(57.9%)その他の年齢 ・・・・・・ 8人(42.1%)その他の年齢65歳以上11人(57.9%)8人(42.1%)H:早目のライト点灯H:ハイビームの活用H:反射材の使用夕方が危険、ドライバーは日没前のライト点灯をハイビーム(上向き照射)で歩行者の早期発見を歩行者は反射材を身に着けてドライバーにアピール3H推進中山梨県警では、「早めのライト点灯」、「ハイビームの活用」、「反射材の使用」の「3H」の推進による交通事故防止に取り組んでいます。特殊詐欺被害明日は我が身?出る前に必ず「相手の電話番号」を確認すること?常に警戒心を持って出ること?「お金の話」が出たら、詐欺だと考えること?アポ電等で「お金の話」を受けたらすぐに110番不審な電話受けたら電話を切って迷わずに110番! 家族や警察に相談すぐに行動せず、必ず、周りの人や警察、市役所、金融機関などに相談すること。だます手口が巧妙化、注意呼び掛け電話詐欺被害に遭わないための対策山梨県警ホームページより自宅の固定電話に出るときの鉄則