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概要

shiniya-yamanasi-201710

(9)秋号 富 士 の 国 シ ニ ア 山 梨 だ より 平成29年10月1日発行わたしたちは、山梨県老人クラブ連合会を応援しています。「これだ!」と   カメラ向ける 受賞作品は「古民家と氷のオブジェ」。西湖の野鳥の森公園で偶然見かけた風景を撮影した。ねんりんピックに提出する写真を撮ろうと、出掛けた際に「ふと見たら、樹氷のような氷と古民家と富士山の構図が見えました。これだ!と思ってカメラを向けました」と振り返る。 石川さんの本業は電気工事業。その仕事を続けながら、趣味で写真を撮り続けてきた。写真を始めたのは15歳の頃。地域の祭や運動会を写真で記録できたら楽しいだろうな、と思ったのがきっかけ。それから写真の面白さに惹かれて「仕事を写真にしようか、電気工事にしようか、悩んだ時期もありました」というほど夢中になった。桜の写真を撮影 写真の題材は風景が中心。特に桜の写真は多く、春になると、県内はもちろん長野県富士見町の「田端のしだれ桜」など、県内外の桜の名所に出掛けた。今ではすっかり有名になった富士吉田市の新倉山浅間公園・忠霊塔と富士山、桜の構図は今ほど有名になる前に撮影したこともある。愛機はコンパクトカメラ 価格の安いカメラから高級一眼レフまで多くのカメラを使用してきたが、今の“愛機”はコンパクトカメラ。「軽くてどこにでも持っていけます。性能もかなり良くなっています。デジタルになって便利になりました」と笑顔で話す。 これからも「できる限り撮り続けたい」という石川さん。なかでも古桜が多く桜の名所として知られる長野県飯田市には「もう一度行って桜を撮りたい」と意欲を見せる。カメラで花を撮影する石川利政さんねんりんピック秋田2017「写真の部」最高齢者賞を受賞 今年9月の第30回全国健康福祉祭あきた大会(ねんりんピック秋田2017)の写真の部で、甲府市老連の石川利政さん(92歳、甲府市太田町)が最高齢者賞を受賞した。石川さんは「これからも写真を撮り続けたい」と話している。甲府市老連 石川利政さん受賞作品「古民家と氷のオブジェ」「これからも写真を撮り続けたい」と話す石川利政さん