ブックタイトルshiniya-yamanasi-201607

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概要

shiniya-yamanasi-201607

スパティオ小淵沢火の見櫓跡三分一湧水フィオーレ小淵沢信玄棒道小海線中央本線小淵沢駅中央自動車道甲斐小泉駅やまなし歴史散歩信玄棒道 武田信玄が信濃を攻めるために作った軍用道路である「信玄棒道」。大河ドラマ「真田丸」のほか、過去の大河ドラマでも何度も撮影されている。  甲斐小泉駅?三分一涌水?    スパティオ小淵沢?小淵沢駅平成28年7月1日発行 富 士 の 国 シ ニ ア 山 梨 だ より 夏号(10)わたしたちは、山梨県老人クラブ連合会を応援しています。 「真田丸」の主人公の真田信繁(幸村)は、祖父の真田幸隆の代から武田信玄に仕え、父・昌幸も武田家の家臣であり、武田家とゆかりのある人物。ドラマの撮影が行われた「信玄棒道」を、歴史に思いを馳せながら歩いてみた。 JR小海線の甲斐小泉駅をスタート。 駅前の道を右に進むと、右手の林の中には「小荒間古戦場跡」があり、信玄の御座石などがある。ここからまっすぐ進み、突き当たりを左折。その先を下った先にあるのが「三分一湧水」。水争いをしていた三つの村に等配分するために信玄が築いたという伝説も残っている涌水だ。 少し戻り、左に折れて高川を渡り、少し先を右折。線路のガードをくぐると「小荒間口留番所跡」がある。ここで右に進路をとり、ゆるやかな登りを左にカーブしながら進むと、右側に「富蔵山公園」が見えてくる。 さらに直進して古杣川(ふるそまがわ)を渡ると、「信玄棒道コース」の道標が立っている。林の中を進むと道が二手に分かれ、「女取湧水」と「棒道」の分岐になる。左へ進むと、急に道が険しくなる。ここからが本当の棒道となる。戦国時代に思いをはせながら棒道を行くと、右手に火の見櫓跡(やぐらあと)の看板が出てくる。 ここで棒道に別れを告げ、左折する。右に八ヶ岳公園道路を見ながらゆるやかな下り坂をしばらく下っていくと交差点があり、さらに下る。 八ヶ岳公園道路に並行して進むと、左手に「道の駅こぶちさわ」と「スパティオ小淵沢」が見えてくる。焼きたてパンや手打ちそばなどが人気。また天然ミネラル温泉は疲れた体を休めるにはうってつけ。スパティオ小淵沢を出て左へ行き、すぐ先を右折。ペンションや別荘が立ち並ぶ林の中、細い道をしばらく進んで行き、踏切を渡ると急に視界が開ける。 その先の「花パークフィオーレ小淵沢」で、草花の姿を楽しむ。 花パークフィオーレ小淵沢を出て中央自動車道のガードをくぐり、小淵沢中学校の横を通りながらゆるやかに下っていく。JR中央線の陸橋を渡った先の三叉路を右に曲がり、小淵沢駅に着く。約8・5キロのウォーキングを終える。信玄が築いた?    「三分一湧水」 温泉や食事を楽しむ戦国時代に  思いをはせて歩く三分一湧水棒道コースの入口スパティオ小淵沢小荒間口留番所跡