ブックタイトルshiniya-yamanasi-201507

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shiniya-yamanasi-201507

わたしたちは、山梨県老人クラブ連合会を応援しています。平成27年7月1日発行 富 士 の 国 シ ニ ア 山 梨 だ より 夏号(6)戦後の復興支える 戦後の日本は、敗戦による疲弊と虚脱と混迷の中から、新しい民主的文化国家の建設を標榜(ぼう)して、各地区に自発的な青年の集団が生まれ、自主的な文化活動を展開した。これには戦地から復員してきた若者も加わって団員の数は急増し、活発となった。その活動の一例は「青年芝居」や歌や踊りを披露する演芸会で、各地で農閑期には盛んに演芸会が開かれた。 富士河口湖町老人大学の「昔懐かしい演芸会」は、戦後の復興期に人々の心を豊かにした「演芸会」の素晴らしさを後世に伝えようと、戦後70年を機に企画した。7地区から選ばれた「精鋭」たちが出場した。歌や舞踊を披露 第一部では、演歌やカラオケ、また林ヤートコ踊り保存会による「林ヤートコ踊り」や勝山ラジオ体操会による「甲斐の勝山」などの舞踊、歌などが披露された。また第二部では、富士北麓(ほくろく)を歌った日本新舞踊「富士エレジー」や地元の踊り「足和田音頭」や長谷川伸作の「瞼(まぶた)の母」など19の歌、舞踊などを披露した。後世に伝える義務 懐かしい歌や見事な踊りに、会場に詰め掛けた大勢の観衆からは盛んに拍手が起きていた。渡邊学長は「戦後の苦しい時代に各地で開催されて、人々を支えた演芸会。覚えている私たちが伝えていく責任がある」と話している。 昔懐かしい演芸会は来年も開催する計画だ。富士河口湖町老人大学 「昔懐かしい演芸会」を戦後70年を機に開催 「戦後の復興期の人々の心を豊かにした演芸会を復活させよう」と、富士河口湖町老人大学(渡邊森藏学長)は平成27年3月25日(水)、勝山ふれあいセンターさくやホールで「昔懐かしい演芸会」を開催した。あいさつする渡邊森藏学長大勢が詰め掛けて楽しんだ楽しい演芸が繰り広げられた