ブックタイトルshiniya-yamanasi-201510

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shiniya-yamanasi-201510

わたしたちは、山梨県老人クラブ連合会を応援しています。(9)秋号 富 士 の 国 シ ニ ア 山 梨 だ より 平成27年10月1日発行困り事の解決    通じて交流 クラブのある桜自治会は中央市の中でも高齢化が進んでいる地域。「昔のような住民の交流が少なくなっています。高齢者が協力して、小さな困り事の解決を通して住民同士の交流、親睦、健康づくりをはかっていきたいと考えました」と、中村会長。市社会福祉協議会の指導、自治会長、民生委員、クラブ委員の協力を得て昨年6月に立ち上げた。 頼みやすく  するため「有料」 中村会長は「サービスを受ける側も、提供する側も楽しくなくてはいけません。どちらかの負担になるようでは長続きしません」と話す。活動内容は、草取りや犬の散歩、ごみ出し、片付け、留守のときの庭木の水やり、ペットのエサ補給など「ちょびっとしたお助け」にして、料金も設定した。ただ同クラブ会員は30分100円、15分未満は50円。非会員でもそれぞれ200円、100円と『格安』。「無料では受ける側が気を使ってしまい、頼みにくくなりますので」と中村さん。もちろん、お茶などは遠慮している。 現在の隊員は、65歳から93歳までの12人。今年7月までの「お助け」は、約60件に上る。庭や畑の草取りから粗大ごみの処理などが多いが、2カ月ほど入院していて雑草が生え放題になっていた庭をきれいにして涙を流して喜ばれたこともある。「子ども見守り隊」      も設立 「子ども見守り隊」も設立し、児童の登下校時の見守り活動も進めている。「家の中にいないで外に出て活動に参加しませんか」と、呼び掛けている。外で子ども達とあいさつしたり、仲間と話をすることで、地域で必要とされる存在であることが実感できる。「外に出ないと何も始まりません」と中村会長。 同クラブの会員は2年で約20人増加した。中村会長は「活動を継続して発展させていくことが重要です。これはなかなか難しいことですが、私たちより若い世代がクラブに入ってもらい活動を進めていくようにしたい」と力を込める。中央市桜ことぶきクラブ「ちょびっとお助け隊」住み慣れた場所で互いに助け合い安心して暮らせる地域づくりを 高齢者、障害者が日常生活で困っていることをお手伝いします?。中央市の桜ことぶきクラブ(中村一良会長)の会員が「ちょびっとお助け隊」と名付けたボランティアグループを立ち上げた。「ちょびっとお助け隊」の活動中村一良会長登下校を見守る「こども見守り隊」