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平成26年2月1日発行富士の国 シニア山梨だより新春号(6)わたしたちは、山梨県老人クラブ連合会を応援しています。クラブ 仲間のたち?北から南から? 「高齢化社会の進展に加え、東日本大震災のような災害もいつ発....

平成26年2月1日発行富士の国 シニア山梨だより新春号(6)わたしたちは、山梨県老人クラブ連合会を応援しています。クラブ 仲間のたち?北から南から? 「高齢化社会の進展に加え、東日本大震災のような災害もいつ発生するかわかりません。その時に頼りになるのが地域社会ですし、仲間です。細い糸でもいいから、つながっていることが大切です」。求名駅前長寿会ひまわりネットワークの永田乙彦会長(78歳)は、こう強調する。 平成23年度、同会は総会の承認を得て、会の名称を「ひまわり」から「ひまわりネットワーク」に変更し、併せて新たに「ネットワーク会員」を設けた。ネットワーク会員にも会の情報はもちろん県・市・地区老連の行事やその他の重要事項も随時知らせる。永田さんは「行事などへの参加は求めませんが、ひとたび何かあった時は一緒に活動していただきたい、と思っています。もちろん行事などに気に入った企画があれば、いつでも参加できます」と、狙いを話す。すべての高齢者とつながる「ネットワーク会員」千葉県東金市・求名駅前長寿会ひまわりネットワーク 老人クラブの仲間たちは、さまざまな活動を通じて地域に活力を与えています。 第三回目は、ネットワーク会員で地域の連帯、つながりをはかっている千葉県東金市の求名駅前長寿会ひまわりネットワークを取材しました。ニュースポーツを取り入れた健康づくりができる♪会員になると住み慣れた地域に新しい仲間がたくさんできる♪様々な世代の仲間と楽しく語り合い、趣味や教養文化学習を皆さんも老人クラブ会員になりませんか? 共有できる♪お気軽に地域の老人クラブの会長さんにお話しください!入会のご案内 年会費は200円。参加する場合は実費。現在、地区の高齢者の3割に当たる91人がひまわり会員(正会員)、ネットワーク会員は17人になっている。少しずつ行事などに参加する人も出てきたという。 ネットワーク会員の発想は「高齢化が進む中で、老後を安心して過ごす社会づくりはどうあるべきか?」「災害、交通事故、犯罪、医療・介護などへの対応はできるのだろうか?」といった不安。一方「熱心なボランティアと趣味が同じ元気な高齢者の集まりだけのような老人クラブでいいのか?」という疑問。こうした中から、生まれたのが「ネットワーク会員」の考え方だ。「会員になっても仕方ない」「人間関係がわずらわしい」などから老人クラブ未加入の人ともつながり、支えあっていくための一つの方法となっている。「すべての高齢者をネットワークの傘の中に」を目標だ。 また「SOS黄色いハンカチ」の活動も国の補助、東金市などの協力を得て進めている。これは、高齢者が手助けが必要な時、意思表示ができない場合にハンカチをかざすことで「手を貸してください」とのメッセージになる活動。65歳以上のすべての高齢者に配布していて、会としても積極的に取り組んでいる。 永田会長は、ひまわりネットワークの活動について「一筋の糸のつながりを大切にして、すべての高齢者を包み込む活動に発展していければ幸いです」と、期待している。ひまわり会員・・・・・・91人ネットワーク会員・・・17人SOS黄色いハンカチ活動も総会で挨拶する永田会長ネットワーク会員の制度を新設互いにつながり支えあうスポーツ大会SOS黄色いハンカチ