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わたしたちは、山梨県老人クラブ連合会を応援しています。(9)秋号富士の国 シニア山梨だより平成26年10月1日発行クラブ 仲間のたち?北から南から?いきいきクラブ長泉(長泉町老人クラブ連合会)26クラブ ・ 会....

わたしたちは、山梨県老人クラブ連合会を応援しています。(9)秋号富士の国 シニア山梨だより平成26年10月1日発行クラブ 仲間のたち?北から南から?いきいきクラブ長泉(長泉町老人クラブ連合会)26クラブ ・ 会員1206人 老人クラブの仲間たちは、さまざまな活動を通じて地域に活力を与えています。今回は、クラブを増やす取り組みをしている静岡県長泉町のいきいきクラブ長泉(八田稔会長)を紹介します。 静岡県の東部、伊豆半島の基部に位置している長泉町は人口は約4万2千人、クラブの会員減少が続いていたが、平成22年度からの会員増強策により、新設1クラブ、復活2クラブと会員数の下げ止まりの兆しが出て来ている。 会員減少の要因を大きく2つに分析。1つ目は新規加入者が少なく、老人クラブの高齢化が顕著となって「役員の受け手がいない」こと、2つ目は行政サービスの充実(生涯学習など)と趣味の多様化などから「老人クラブに魅力を感じない」ことが挙げられる。しかし、県老連のアンケートで「魅力ある地域活動団体であれば参加したい」が75%にも達したことをヒントにイメージ改革と休会クラブの復活に取り組んだ。▼イメージ改革 ?長泉町老連の愛称を「いきいきクラブ長泉」に設定。単位クラブも地域に愛される名称に変更(全単位クラブ変更済) ?町広報誌に老人クラブの記事を掲載してPR ?広報紙の発行「いきいきクラブ長泉だより」を年2回発行。写真を多く掲載 ?「プラスワン委員会の設立」。若手委員(75才以下のやる気のある会員)による組織を立ち上げ、若手高齢者の加入を目指した会員増強組織。「プラスワン」は会員1人が1人を増やそうというもの ?新サークルの立ち上げと町行事への積極参加。行政では難しいスキ間的なサークル結成(カラオケ、マージャンなど)▼休会クラブ復活に向けた取り組み 休会クラブを町の地図に落とし、関連調査を行った結果、古い地域に休会クラブが多いことが判明。3地区を対象に話し合いを進め、2クラブが復活した。 趣味サークルの設立と町行事への積極的な参加を通じて会員の増強を図った。サークルは平成18年当時は1つしかなかったが、現在は次の9つに増えている。 ?長泉音頭サークル(女性中心に町行事に積極参加)?グラウンド・ゴルフ(人工芝コート、世代間交流が人気) ?フラダンス(健康増進効果とおしゃべりの場。女性に人気) ?健康マージャン(「飲まない、賭けない、吸わない」の健康マージャン) ?健康カラオケ ?いきいき気功教室 ?健康美体操クラブ ※?と?は従来から他施設で活動していた高齢者サークルが、プラスワン委員会の提言によりまとめて入会 ?頭の体操教室(楽しく学べるワイワイ塾。計算ゲーム、万葉集、枕草子、世界の国旗、仏像の見方、ロシア民謡など幅広い)?折り紙(友愛活動と連携して福祉施設や小学校などへ作品を贈る) 今後の課題として、同クラブは「人材の獲得と人材の育成にどう取り組むか、リーダーをいかに育てるか、かつ老人クラブが地域でどうあるべきか、老人クラブの必要性を地域で問うことが会員増強に重要と思われる。ただ、老人クラブが高齢者団体であることを理解していただき、会員やクラブに負担をかけないような事業展開を期待したい」としている。健康マージャン大会折り紙サークル長泉町産業祭に長泉音頭で参加魅力ある地域活動団体を目指すイメージ改革と休会クラブ復活で会員数が下げ止まり趣味サークル新設と町行事への積極参加