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(7)秋号富士の国 シニア山梨だより平成26年10月1日発行わたしたちは、山梨県老人クラブ連合会を応援しています。 活動を休止していた山梨市の西保地区老連が今年4月、西保シニア 鼓会(山下宣夫会長)として新た....
(7)秋号富士の国 シニア山梨だより平成26年10月1日発行わたしたちは、山梨県老人クラブ連合会を応援しています。 活動を休止していた山梨市の西保地区老連が今年4月、西保シニア 鼓会(山下宣夫会長)として新たな形で活動を再開した。西保地区は旧牧丘町の山間の地域。クラブへの加入者が少ないことからここ数年、休止状態になっていた。しかし最近、「高齢者同士の結びつきが地域にとって大切」との声が出て、西保地区社会福祉協議会の役員らが働きかけて再結成にこぎつけた。 平成26年4月19日(土)に、西保公民館で設立記念総会を開き、名称も「西保シニア 鼓会」と決めてスタート山梨市・西保シニア 鼓会山梨市・窪平高齢者会した。会員は73人。名称は地元を流れる「鼓川」にちなんだ。 会では、高齢者の自主組織として仲間づくりを通して、生きがいと健康づくり、生活を豊かにする活動を行うとともに、知識と経験を生かして諸団体と協働して地域を豊かにする社会活動に取り組み、保健福祉の向上に努めることを目的にしている。 山下会長は「地域に定着するように、じっくりと活動に取り組んでいきたい」と話す。今年度は、グラウンド・ゴルフ大会、ゲートボール大会、歩け歩け大会などを計画し、会員同士の親睦を深める計画だ。西保地区は、もともと西保社会体育協会の活動が盛んで、同協会の協力があって、こうした大会の推進がしやすい状況もあったという。 山下会長は「これから65歳になる人が入りやすい環境づくりをして、若い人と一緒になって地域を盛り上げていくような気運をつくっていきたい」と力を込める。 山梨市の窪平高齢者会(中山芳次会長)は一時休会していたが、平成13年から活動を再開した。「今の時代は地域の絆が大切。そのためにも高齢者会を盛り上げようとの声が出てきた」と中山会長。現在の会員は84人で、ゲートボール、グラウンド・ゴルフ、カラオケ、草花盆栽などの各部の活動も盛んになっている。 昨年からは役員有志が中心になって山梨市の「万葉うたまつり」に参加している。平安貴族の衣装をまとい、日本最古の歌集「万葉集」を詠う「朗唱の会」を行うもので、山梨市の夏の恒例行事。今年も10人が公民館でリハーサルを重ねて、6月14日(土)に万力公園で開かれたまつりに参加した。 参加した会員は色鮮やかな平安貴族の衣装を身にまとい堂々と歌を詠み上げた。中山会長は「皆、歌の意味も勉強して本番に臨みました。楽しいですね」と目を細める。記念のパネルも製作して会員に贈っている。 中山会長は「多くの活動を通じて地域のつながり、絆をさらに強めていきたい。また『朗唱の会』への参加も呼び掛けていく」と話している。新しい名称で復活定着へ活動推進?万葉うたまつり?に参加地域の絆を強める「西保シニア 鼓会」の右から会長の山下宣夫、副会長の林正文、庶務の山下哲司、会計の宮原正文、副会長の加々美悦子の各氏参加記念に作成したパネル「万葉うたまつり」に参加した会員たち