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平成25年7月1日発行富士の国 シニア山梨だより夏号(6)わたしたちは、山梨県老人クラブ連合会を応援しています。クラブ 仲間のたち?北から南から? 甲府市の北西に位置する千塚地区。千塚の地名は、たくさんの塚(....

平成25年7月1日発行富士の国 シニア山梨だより夏号(6)わたしたちは、山梨県老人クラブ連合会を応援しています。クラブ 仲間のたち?北から南から? 甲府市の北西に位置する千塚地区。千塚の地名は、たくさんの塚(古墳)があることで付けられたという。近くには、厄地蔵さんで有名な塩澤寺があり、農地も残る地区である。千塚地区老人クラブ連合会(山寺一三会長)は、7年前から遊休農地を活用し、花と野菜づくりで、地域を元気にしている。 栽培した花は道路や学校のプランターに植栽したり、野菜は幼稚園児や保育園児と一緒に収穫している。取材に伺った日の直前にも、タマネギの収穫を園児とともに楽しんだという。「子どもたちと一緒の収穫は、本当に元気をもらえる」と、会員に好評である。 この活動を始めてから、地域の子どもたちとも顔なじみになったとか。道やスーパーなどで、子どもたちから「タマネギのおじちゃん」などと声をかけられる機会が増えて楽しいと会員から感謝の声が上がっている。新年会に子どもたちが来て踊りを披露するなど、クラブと子どもたちの交流は、ますます深まっている。 活動のきっかけは、年々会員が減少する中で、老人クラブが中心となって高齢者の元気を引き出し、しかも地域に貢献できることはできないか、みんなで知恵を絞った結果だという。 「遊休農地を無償で提供していただいたこと、肥料や花の苗の提供などで後押ししてくれた甲府市や、県の協力があったから出来たこと」と山寺会長は謙虚に話してくれた。 この活動は共感を呼び、老人クラブの活動に参加する高齢者が増加し、当時4単位クラブ、230人余りだった会員が、今や6単位クラブ、826名になった。他の地域で老人クラブの会員減に悩む中、なんと7年で3・6倍にも会員が増えるという県内でもまれな優良クラブに成長した。 「高齢者だからこそ、地域づくりに貢献できることがある。会員減少を嘆く前に、足下のニーズに目を向け、できることから手を付けて欲しい。行動を起こすことで会員は増えていくのでは。老人クラブが地域から頼りにされていることを実感するときほど嬉しいことはない」と、力強く話す山寺会長。地域の環境美化、子どもの健全な育成にも老人クラブの活動が注目されている。収穫する喜びを共にふれあい農園で子育て支援千塚地区老人クラブ連合会老人クラブの仲間たちは、さまざまな活動を通じて地域に活力を与えています。このコーナーではそんな仲間たちの活動を紹介します。 第一回目は、花や野菜づくりを通じて、地域の元気づくりを応援する甲府市千塚地区老人クラブ連合会を取材しました。クラブ数・・・6 会員数・・・826人ニュースポーツを取り入れた健康づくりができる♪会員になると住み慣れた地域に新しい仲間がたくさんできる♪様々な世代の仲間と楽しく語り合い、趣味や教養文化学習を皆さんも老人クラブ会員になりませんか? 共有できる♪お気軽に地域の老人クラブの会長さんにお話しください!入会のご案内子どもたちは収穫に大喜び遊休農地を活用し子どもたちと交流地域の協力が活動を後押し地域から頼りにされるクラブに新年会でお礼に踊りを披露する子どもたち道路沿いに花を植栽するメンバー