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わたしたちは、山梨県老人クラブ連合会を応援しています。平成24年10月1日発行富士の国 シニア山梨だより秋号(6) 「全老連はどういう所なのか」という会員の素朴な疑問を携え、全老連事務局に伺った。 事務局は....
わたしたちは、山梨県老人クラブ連合会を応援しています。平成24年10月1日発行富士の国 シニア山梨だより秋号(6) 「全老連はどういう所なのか」という会員の素朴な疑問を携え、全老連事務局に伺った。 事務局は、東京都の地下鉄虎ノ門駅から徒歩10分。新霞ヶ関ビル5階にある。訪問すると齋藤事務局長が温かく迎えてくれた。 事務局は、6名で構成され、大きな組織なのに、意外とこぢんまりとしている事に驚いた。齋藤事務局長に全老連の事業について話を伺った。 「全老連は、大きな組織。東日本大震災の折には、元気袋や募金等、組織を挙げて支援する事が出来ました。しかし、全老連の伝えたい事を100%完全に会員の皆さんまで伝える事は不可能です。基本理念という支柱さえ変えなければ、都道府県、市町村ごとに伝え方を変えても構わないと思います。 今年が集大成の年となる老人クラブ3カ年計画」の3つ目の命題である「一般高齢者への呼びかけ」は理解努力が必要と考えています。 全老連では、資料や研修会等を通じて一般高齢者の会員増加を図っています。好例としては、全老連の「健康ウォークモデル事業」が挙げられます。 入会していない一般高齢者からも分かり易く、アプローチし易い、「健康」と「ウォーキング」というテーマを取り入れる事で門戸を広げています。更に、老人クラブは「健康に役立つ」というイメージを植え付ける事も出来ますね。よく、会員増加施策について聞かれますが、そのポイントは、この事業のように『入会していない一般高齢者』を想像する事が大切です。それぞれの年代に人気のあるメニューを展開していく事、トレンドを掴む事も大事ですね」と力強く答えてくれた。 平成24年6月16日?に岩手県の大槌町老連の第35回芸能祭が同町小鎚の町城山公園体育館で実施された。 震災で会員67人が犠牲になり、震災前は約780人いた会員も、町外への避難者等も含めると現在は約500人となっている。 細川汪会長をはじめクラブ会員は「みんなが元気になるために、まず自分たちで楽しい事をやろう」、「先輩たちが創りあげた事を続けなければ」という思いに突き動かされ、昨年実施できなかった芸能祭の実施に舵をきった。 集まる場所もない中で出演希望があるかと心配の中での決断だった。しかし、町内の約20の老人クラブが参加を表明。民謡や合唱などをさまざまな衣装を着てクラブの活動を発表した。 その中でも花巻市の梅木ソーイング教室の協力により、ウエディングドレスなどのファッションショーも行われた。会員がモデルとしてステージに登場し、会場に集まった町民400人は大いに盛り上がった。 モデルの中には、結婚式を挙げていない会員もおり、良い思い出になったと感想を述べていた。 大震災に負けない元気を見習いたい。他県老連の動き全老連の動き全老連50周年|3カ年計画の課題とこれから|老人クラブは、毎日を楽しく元気で、活動的に過ごしていきたいと考えている高齢者の集まりです。楽しい語らい、健康づくり、互いの助け合い活動、趣味や教養文化学習、スポーツや旅行など仲間と一緒に楽しみましょう。会員になると、住み慣れた地域に新しい仲間がたくさんできます。※入会の問い合わせ、申し込みは、お近くの単位老人クラブの会長さんまでお願いします。入会のご案内みんなが元気になるために盛岡市大槌町老人クラブ連合会第35回 芸能祭