shiniya-yamanasi-09

shiniya-yamanasi-09 page 12/12

電子ブックを開く

このページは shiniya-yamanasi-09 の電子ブックに掲載されている12ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
わたしたちは、山梨県老人クラブ連合会を応援しています。平成24年10月1日発行富士の国 シニア山梨だより秋号(12) ありがとうございます。皆さんにこんなに祝福されて嬉しいです。前回の登頂では、これ程騒がれな....

わたしたちは、山梨県老人クラブ連合会を応援しています。平成24年10月1日発行富士の国 シニア山梨だより秋号(12) ありがとうございます。皆さんにこんなに祝福されて嬉しいです。前回の登頂では、これ程騒がれなかったのに今回は、73歳での記録更新というので、報道機関40社から、取材されました。それで、改めて自分の年齢を自覚しました(笑) 幅1・5㍍、奥行き10㍍程と想像以上に狭い場所です。爆音のような風、舞い上がる雪煙、生と死と隣り合わせの様な場所です。10年前は、40分程いれましたが、今回は、世界中から多くのアタッカーが、続々と山頂に到達し、記念撮影をするだけで精一杯でした。 夜9時から登り始め、標高8000㍍にある岩場に到達しました。岩場と岩場が10㍍もの段差があり、梯子を使い登ります。更に素手のみで岩場を登っていた時に、脚を上げる事が出来なくなりました。背筋が凍りましたね。原因は、酸素不足。人の身体は、酸素が切れると、脚さえも上げる事が出来ないんです。シェルパ(現地の山岳ガイド)に酸素を補給してもらい事なきを得ました。出発から、10時間で、山頂に到着しました。 エベレストの空の碧さ、世界一のご来光の美しさは忘れられません。 山の素晴らしさ自覚したのは、初めて冬の谷川岳に登った時。登るなら「冬の山」だと思いました。 70歳、80歳でもまだまだ若いと思います。登山に限らず、何事にも、老人という気持ちを持たなくて、いろんな事に前向きにトライしてほしいですね。私も、8000㍍級の山にまだ挑戦したいと思っています。 「富士の国シニア山梨だより」の発行にあたり、広告協賛事業者の皆様には格別のご支援ご協力を頂きありがとうございました。お陰様で会員全員に配布する平成24年秋号を無事発行できました。衷心より厚く御礼申し上げます。 (社)山梨県老人クラブ連合会広告掲載のご協賛御礼 炎暑の夏から、静かな月の秋へと季節が移ってきました。まだまだ夏のなごりは残っていますが。虫の声を聞くとほっとします。秋と言えば、秋刀魚、松茸、そして、この山梨でもブドウ、ワイン、新酒と美食の種にはことかきません。秋の夜長を、この新聞を、種に楽しんでいただければ嬉しい限りです。次は、春号と少し先になりますが、各老連の秋の行事を取材させていただき、また、楽しい新聞をお届けしたいと思います。会員の皆様のご協力をお願いし、合わせて益々のご健勝をお祈りいたします。編集後記編集委員長 山口 昇編集委員 浅利 勝往編集委員 塩澤 梅子編集委員 志村 きよ子 10年ぶり2度目のエベレスト登頂、そして、自己記録更新おめでとうございます。 あの尖ったエベレストの山頂って一体どんな場所なんでしょう。 今回の挑戦で一番印象に残っていることを聞かせてください。 危険を克服した山頂からの景色は、格別だったのでは。 渡邉さんが山にひかれる訳を教えてください。 今回の記録は、高齢者の皆さんにとっても励みになったように思います。高齢者の皆様へのメッセージをいただければと思います。昭和13年11月21日 旧河口湖村生まれ(73歳)高校卒業後、神奈川県庁に勤務。20代の頃から登山を開始。昭和52年に海外遠征を始める。平成3年にネパールのチョー・オーユーを皮切りに8000㍍級の山を次々に制覇。平成14年5月に63歳でエベレスト登頂を成功し、女性最高齢登頂記録を達成。平成24年5月73歳で、同登頂記録を更新。平成24年山梨県イメージアップ大賞受賞Vol. 2まだ行った事がない所に行き、見たことのないものを見たいから。63歳での初登頂から10年ぶり、再びエベレスト女性の最高齢登頂記録を塗り替えた富士河口湖町の渡邉玉枝さんに喜びの声を聞きました。渡邉 玉枝さんI k i I k i S o - k a i I n t e r v i e wいいき爽快インタビューき快挙73歳! エベレスト登頂記録更新仲間に支えられ再び八千八百メートルの頂に